早漏治療薬の副作用

投稿者: | 2021年10月12日

外用タイプの早漏治療薬の副作用

早漏治療薬は、早漏に悩む男性にとって非常に心強い存在ではありますが、医薬品である以上は副作用のリスクが存在します。
早漏治療薬は、大きくペニスに直接塗ったりスプレーしたりする外用タイプと、錠剤を服用する内服タイプの2種類に分けられますが、これら2種類の早漏治療薬は発生する可能性がある副作用が異なります。

リドカインやプリロカインなどの局所麻酔成分を有効成分とした外用タイプの場合、基本的には使用部位にしか副作用は現れません。
具体的な症状としては、かゆみやかぶれ、発疹などが挙げられますが、仮にこれらの症状が現れた場合でも時間経過とともに症状は治まっていきます。
加えて、重大な症状につながる恐れもほとんどありません。

そのため、外用タイプの早漏治療薬は安心して使用することができますが、過度に使用したり誤った使い方をすると副作用のリスクは高まり、ひどい症状が現れる恐れもあるため用法用量は必ず守るようにしましょう。

内服タイプの早漏治療薬の副作用

内服タイプの早漏治療薬は、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と呼ばれる治療薬の一種で、ダポキセチンを有効成分としています。
ダポキセチンは、SSRIの中では比較的副作用が少ないことで知られていますが、服用した1~10%の方に副作用が発生するとされています。

主な副作用としては、頭痛・めまい・嘔吐・下痢・不眠・疲労感・口の渇きなどが挙げられますが、外用タイプの早漏治療薬と同様に基本的には時間経過とともに治まってしまう症状ばかりです。
そのため、内服タイプの早漏治療薬に関しても基本的には安心して服用できますが、服用できない方も存在するため注意が必要です。

例えば、ダポキセチンには寝たり座ったりした状態から立ち上がる際に血圧が低下して、めまいや立ちくらみを引き起こす起立性低血圧の副作用があることが報告されているため、頻繁に立ちくらみが起こる方や過去に立ちくらみなどで失神した経験がある方などは服用できません。
加えて、ダポキセチンには併用禁忌・併用注意の治療薬も数多く存在するため、何らかの治療薬を服用している方は必ず医師に相談した上で服用するようにしましょう。

まとめ

早漏治療薬を使用した場合、外用タイプの場合はかゆみやかぶれなど、内服タイプの場合は頭痛や下痢、不眠などが現れる恐れがあります。
しかし、早漏治療薬の副作用は基本的には時間経過とともに治まってしまう症状ばかりです。

そのため、どちらのタイプであっても安心して使用することができますが、副作用のリスクを下げるためにも用法用量は守るようにしましょう。
また、内服タイプの場合は服用できない方もいるため、必ず医師に相談した上で服用してください。

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